PANewsは11月18日、野村証券はFRBが12月の政策会合で利下げを行うとはもはや予想していないと報じた。これにより、トランプ氏が選挙に勝利した後、連邦準備制度が一定のサイクルで利下げすることを示唆した最初の世界的な証券会社となった。野村氏は現在、FRBが2025年3月と6月の会合で利下げするのはあと2回、それぞれ25ベーシスポイントにとどまると予想している。同証券会社の来年までの連邦準備理事会(FRB)フェデラルファンド金利の予想は4.125%に据え置かれている。野村証券は、来年6月の利下げの可能性を踏まえ、FRBは2026年3月まで長期にわたり利下げを停止すると予想している。
FRBの指標となる翌日物金利は現在4.50%─4.75%の範囲にあり、年初から75ベーシスポイント(bp)引き下げられている。一方、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど他の世界的な証券会社は依然としてFRBが来月25ベーシスポイント(bp)利下げすると予想している。